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【ワインの保存方法】開封後の管理方法を解説!

悩む女性
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ワインって開けたらすぐ飲まなきゃダメ?

悩む男性
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翌日も美味しく飲むにはどうしたらいい?

せっかく選んだお気に入りのワイン。できれば最後の一杯まで、美味しく楽しみたいですよね。

この記事では、開栓後のワインを美味しく保つ保存方法をタイプ別に詳しく解説します。

この記事でわかること
  • ワインが劣化する原因と仕組み
  • タイプ別(赤・白・ロゼ・スパークリング)の保存ポイント
  • 保存に役立つおすすめグッズ
  • やってはいけないNG保存例
この記事を書いた人
さく

・日本ソムリエ協会認定 ソムリエ

ワイン好きが高じて業界へ転職!
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ワインが劣化する原因は「酸化」

ワインが開栓後に味が落ちてしまう最大の理由は「酸化」。空気に触れることで香りや風味がどんどん変化し、本来の繊細な味わいが損なわれてしまいます。

対策のポイントは“空気との接触をいかに減らすか”。

真空ポンプや専用ストッパーなどを活用することで、ワインの美味しさをできるだけ長持ちさせることができます。

さく
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ワインセーバーはマストで持っておきたい便利アイテム!

\ おすすめはこれ /

【タイプ別】開封後の保存方法とポイント

開栓後のワインは、種類によって保存方法や最適な飲み頃が異なります。それぞれの特徴を理解しておくことで、最後の一杯まで美味しく楽しめます。

ワインの種類保存目安日数
赤ワイン約2〜4日
白ワイン・ロゼワイン約2〜3日
スパークリングワイン1〜2日(炭酸が抜けやすい)

*あくまで目安です。保存環境やボトルの中の残量などによって前後します。

赤ワインの保存方法

赤ワインは白ワインに比べて酸化にやや強い傾向がありますが、開栓後は必ず冷蔵保存が基本です。特にワインが半分以下になった場合は酸素との接触面が増えるため、劣化が早く進みます。

ポイント
  • 栓をしっかり閉めて、冷蔵庫(できれば温度が安定している野菜室)で保存
  • 飲む30分〜1時間前に取り出して常温に戻すと、香りと風味が引き立つ
  • 真空ポンプを使って酸素を抜くと、保存期間を延ばせる

目安:2〜3日以内に飲み切るのが理想。
味の変化を楽しみたい方は、1日目と3日目での風味の違いを比べてみるのも◎

白ワイン・ロゼワインの保存方法

白ワインやロゼは、フレッシュな香りと酸味が命。開栓後は香りが飛びやすく、味わいが劣化しやすいため、できるだけ早く飲み切るのがベストです。

ポイント
  • 開栓後はすぐに冷蔵庫へ(ドアポケットは温度変化があるためNG)
  • シリコン製などの密閉性の高いストッパーを使うと◎
  • 飲む直前に冷蔵庫から出して、しっかり冷えた状態で楽しむ

目安:1〜2日以内に飲み切るのがベスト。
余った分は、ワインビネガーや料理用として活用するのもおすすめです。

スパークリングワインの保存方法

スパークリングワインは何といっても“泡”が命。開栓した瞬間から炭酸がどんどん抜けてしまうため、保存には特に注意が必要です。

ポイント
  • 専用のスパークリングワインキャップでしっかり密閉(通常のコルクでは密閉不可)
  • 冷蔵庫に立てて保存(横にすると内圧が不安定になり炭酸が抜けやすくなります)
  • 開閉が多く温度変化が激しい冷蔵庫のドア付近は避ける

目安:できれば開栓当日中に飲み切るのが理想。
どうしても残ってしまった場合は、翌日中に消費を。炭酸が抜けたスパークリングは、サングリアやカクテルベースにするアレンジもアリです!

ワイン保存のNG行動 3選

せっかく開けたワインも、保存方法を間違えると風味が台無しに…。美味しさをキープするために、やってはいけない3つのNG行動をしっかりチェックしておきましょう!

高温の場所に置く

ワインは熱にとても弱い繊細な飲み物です。特に夏場の室内や、窓際など直射日光が当たる場所に放置すると、ボトル内の温度が急激に上がり、酸化が進みやすくなります。
また、熱によってアルコールが揮発しやすくなるため、香りが飛び、風味が崩れてしまいます。

理想は12〜16℃程度の涼しい場所での保存。開栓後は必ずワインセラー、もしくは冷蔵庫へ。

冷蔵庫のドアポケットに保存する

冷蔵庫のドア部分は開閉が頻繁で、温度が安定しづらいのが特徴です。
そのためワインをドアポケットに入れておくと、温度変化の繰り返しにより酸化や風味劣化が進行しやすくなります。

保存するなら「冷蔵庫の奥」または「野菜室」など、温度が比較的安定している場所を選びましょう。

栓をせずに放置する

開栓したワインをそのまま放置すると、空気にさらされて酸化が一気に進行します。
翌日飲もうと思っていたのに「風味がまるで別物…」ということも。特に白ワインやスパークリングは、酸化による劣化が早いため注意が必要です。

飲み残しがある場合は、必ず栓をしっかり閉めるか、真空ポンプを使用して密閉保存を!

開封後の保存におすすめ!便利グッズ4選

悩む女性
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ワインを開けたけど、全部飲み切れなかった…

そんなときに活躍してくれるのが、保存用の便利グッズたち。
酸化や炭酸抜けを防ぎ、ワインの風味をできるだけ長くキープしてくれる、頼れるアイテムをご紹介します!

ワインセーバー(真空ポンプ)

開栓後のワインは空気と触れることでどんどん酸化が進みます。
そんな時に便利なのが「真空ポンプ」。ボトル内の空気を抜いて真空状態に近づけることで、ワインの鮮度を数日間保つことが可能です。赤・白・ロゼ問わず、常備しておくと重宝します。

ワインストッパー

ワインボトルにピッタリはまる、密閉力の高いシリコン製ストッパー
栓をしっかり閉めるだけでも酸化をある程度防ぐことができますが、ワインポンプと併用することでより効果的。おしゃれなデザインや色付きのものも多くあります。

スパークリングワイン専用キャップ

スパークリングワインは開けた瞬間から炭酸が抜けていきます。
そのため、気圧をしっかり保てる専用のシャンパンストッパーを使うのがマスト!しっかり密閉することで、次の日でもシャープな泡立ちを楽しむことができます。

ワインセラー

ワインは温度変化や乾燥に弱い飲み物。自宅でワインをストックする方や、開栓後も数日かけて楽しみたい方には、ワインセラーの導入がおすすめです。
最近は家庭用のコンパクトモデルも豊富で、気軽に導入できるようになりました。保存状態を格段にアップさせてくれるアイテムです。

まとめ

せっかく開けたワイン、できるだけ長く、美味しい状態で楽しみたいですよね。
でも、ワインはとてもデリケートなお酒。開栓後は空気や温度の影響で、少しずつ香りや味わいが変わってしまいます。

この記事では、

  • ワインが劣化する原因
  • タイプ別の保存方法とポイント
  • やってはいけないNG保存例
  • 保存に便利なおすすめグッズ

など、開栓後のワインを美味しく保つためのコツをたっぷりご紹介しました。

特に、【真空ポンプ】や【スパークリング専用キャップ】などの便利アイテムを使えば、
「もうちょっと飲みたいけど今日はここまで…」という日でも、翌日以降に美味しい状態で続きが楽しめるのが嬉しいポイント!

気軽に飲みたい日も、ちょっと特別な日も。
正しい保存方法を知っておくことで、毎日のワインライフがぐんと充実します。

ぜひこの記事を参考にして、最後の一杯まで心地よく楽しんでくださいね!

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