簡単にできる！ワインペアリングのコツ

こんにちは！ワインソムリエのさくらです。

今回のテーマは「ワインペアリング」です。

ワインを楽しむ上で欠かせない料理の存在。美味しいワインと料理を合わせることで、お食事がより豊かになりますよね！

しかし実際に「ワインと料理をどう合わせて良いか分からない」とお悩みの方は多いのではないでしょうか？

本記事では、簡単にできるワインペアリングのコツについて紹介しています。

ペアリングの基本を押さえて、ワインと一緒に食事の時間を楽しみましょう！

今回の記事でわかること

ワインペアリングとは

ワインペアリングとは、相性の良いワインと料理を組み合わせることです。

お互いの風味を引き立てることによって、料理がより美味しくなり楽しい食事の時間を演出することができます。

また、フランス語のマリアージュという言葉も似た意味で使用されますが、近年はペアリングという表現が広く使われています。

良いペアリングにするには、いくつかコツがあります。

ポイントを押さえるだけで誰でも簡単に出来るので、ぜひ試してみてください。

濃い料理には重めのワイン、あっさりした料理には軽めのワイン、といった感じで、料理とワインの風味を合わせることが大事です。

例えば、濃厚なビーフシチューには、フレッシュな白ワインより濃厚な赤ワインの方が相性が良いですよね。

このように、似た味わいのものを合わせることがポイントとなります。

料理もワインも産地の個性が出るため、産地が同じだと基本的には相性が良いです。

フレンチにはフランスワイン、イタリアンにはイタリアワインと、シンプルですが確実で安定の組み合わせです。

料理にもワインにも格というものが存在します。家で作る家庭料理と、高級フレンチの料理を比べても、使っている素材も料理の味わいも全然違いますよね。

ワインも同じで、シンプルなワインから深みのあるワインまでランクがあるので、料理とワインのバランスを考慮してペアリングしてみてください。

最も分かりやすくシンプルなのは、ワインと料理の色を合わせる方法です。

「肉には赤ワイン、魚には白ワイン」というフレーズをよく聞きますが、肉料理でも牛肉と鶏肉では全然味わいが違います。

これを色の考えに当てはめてみると、赤身の牛肉には赤ワイン、白身の鶏肉には白ワインを合わせた方が、お互いの相性が良いのです。

また料理に合わせるソースも同じ考えで、デミグラスソースには赤ワイン、クリーム系のソースには白ワインの方が合います。

それではワインペアリングをして得られるメリットについて見ていきましょう。

良いペアリングは、お互いの味わいを引き立てより深い風味を楽しむことができます。

例えばステーキと赤ワインの相性は良く、これは赤ワインの渋みや酸味が、肉の旨味を引き立てるからです。

料理とワインを合わせることで、新たな美味しさに出会うことがあります。この感動体験はとても心に残り、食事の時間もより楽しいものになることでしょう。

旬の食材とワインを合わせることで、季節を感じることができます。

寒い冬には、じっくり煮込んだビーフシチューと濃厚な赤ワインを合わせたり、暑い夏には夏野菜にフレッシュな白ワインを合わせて楽しむといいですね。

今回はワインペアリングについて解説しました。

料理とワインのペアリングは一見難しく思えるかもしれませんが、今回紹介したポイントを押さえることで自宅でも簡単にペアリング体験ができます。

ぜひ皆さまも、気軽に料理とワインを合わせてみてくださいね。