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初心者向け

知っておきたい!ワインの基本ルール&マナー【レストラン編】

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こんにちは、ワインソムリエのさくらです。

皆さんはレストランでワインを注文したことはありますか?
せっかくだから、料理とワインを合わせて楽しみたいですよね!

でも、

  • ワインを注文するのって何だかハードルが高く感じる
  • メニューを見てもよく分からない
  • そもそもワインのマナーを知らない

このように思われる方も多いはずです。

今回はちょっとしたポイントを押さえるだけで、ワインを楽しく飲めるコツを紹介します。
レストランでワインを飲んでみたい方必見の内容です!

ぜひ最後までお付き合いください。

このような方に読んでほしい
  • レストランでのワインの注文方法を知りたい
  • ワインのマナーを覚えたい

ワインの基本知識から知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ワインの注文

今回はフレンチレストランをテーマに、ワインの注文方法を見ていきましょう。

メニューを決める

まず席に着いたら、食事のメニューを決めます。

ワインに合わせて料理を決めるのではなく、料理に合わせてワインを決めることがポイントです。

今回はシンプルなコース料理を例にしてみましょう。

▼注文したメニュー

  • 前菜   季節野菜のテリーヌ
  • 魚料理  白身魚のソテー レモンバターソース
  • 肉料理  牛ステーキ 赤ワインソース
  • デザート 季節のフルーツタルト

ワインを決める

さて食事メニューを決めたら、次に料理に合わせてワインを選びます。

コース料理の場合、軽い前菜から順に、魚料理、肉料理(メイン)と進むにつれ、味つけの濃い料理になっていきます。いきなりステーキとか出てこないですよね(笑)

ワインも同じで、最初は軽い飲み口のスパークリングワインや白ワインから始まり、後半から赤ワインなどのフルボディタイプを飲むようにしましょう。

ワインの飲む順番
  • スパークリングワイン
  • 白ワイン
  • 赤ワイン

以上を踏まえると、このようなペアリングとなります。

  • 前菜   季節野菜のテリーヌ × スパークリングワイン
  • 魚料理  白身魚のソテー レモンバターソース × 白ワイン
  • 肉料理  牛ステーキ 赤ワインソース × 赤ワイン
  • デザート 季節のフルーツタルト

ワインを決めるポイント

ワインの飲む順番は理解したけど、具体的にどんなタイプのワインを選べばいいのか?

ポイントを押さえて確認していきます。

料理とワインのバランスを合わせる

例えば、さっぱりしてそうな季節野菜のテリーヌに合わせるワインが、めちゃくちゃ渋い赤ワインだと絶対合わないですよね。

またメインの牛ステーキに合わせるワインが、軽くてフルーティーな白ワインだと、これまたミスマッチですね。

料理とワインを合わせるときは、お互いの味わいのバランスを意識してみましょう。

同じ産地のものどうし合わせる

同じ産地どうしの料理とワインは合わせやすいです。

例えばフランス・ブルゴーニュ地方に「コック・オ・ヴァン(鶏肉の赤ワイン煮込み)」という郷土料理がありますが、これに合わせる赤ワインなら、アメリカ産よりブルゴーニュ産の方が相性が良いです。

もし料理名に「〇〇風」とか入っていたら、ワインも同じ産地のものを選ぶと合わせやすくなります。

もっとワインを楽しむコツ!

もう少し深掘りして、レストランでワインを楽しむコツを見てみましょう。

分からないときはソムリエに相談

もし自分で選ぶのは難しいと思ったら、遠慮せずソムリエに相談してください。

ソムリエは自分のレストランで扱っているワインのことは熟知しているはずなので、味わいの好みなどを伝えてワインを選んでもらいましょう。

魚は白ワイン、肉は赤ワインという決まりはない

「魚には白ワイン、肉には赤ワイン」というフレーズをよく聞きますよね。

でもそれが絶対正解ではないんです。

例えば、鶏もも肉のクリーム煮の場合、赤ワインを合わせるより、濃厚な白ワインと組み合わせた方が、濃厚なクリームと調和して非常に相性が良いです。

反対に、鰹(かつお)や鮪(まぐろ)などの赤身魚には、白ワインより赤ワインの方が合わせやすいです。

このように、魚には白ワイン、肉には赤ワインという決まりはないので、ぜひ色んなペアリングを試してみてくださいね。

レストランでワインを楽しむマナー

ここではレストランでワインを楽しむマナーについて、NG行動と合わせて紹介していきます。

ワインを注がれるとき

飲みの場でビールを注いでもらうときによくグラスを傾けて入れてもらいますよね。

でもワインの場合は、グラスを手で持つ行為はNGです。

グラスはテーブルに置いたまま、ワインを注いでもらいましょう。

ワイングラスの持ち方

ワインを飲むときは「ステム(脚)」の部分を持ちましょう。

ボウルの部分を持つと、自分の手の温もりでワインの温度が上がってしまうからです。

ステムを持った方が見た目もエレガントなので、マナーとして覚えておきましょう。

ワイングラスの各名称

乾杯のときはグラスの音を立てない

乾杯のときって、グラスをカチンと鳴らすイメージがありますよね。

しかし、ワイングラスは非常に薄く作られているため、グラスどうしをぶつけると割れてしまうリスクがあります。

グラスを軽く合わせるくらいに留めましょう。

香水は控える

ワインは香りを楽しむお酒です。香水の匂いはワインの香りを邪魔してしまい、周りの方にも迷惑がかかるので控えるよう注意しましょう。

ワインのテイスティング

ボトルでワインを注文した場合、ソムリエからテイスティングをお願いされることがあります。少し緊張してしまいそうですが、ポイントを押さえてスマートに対応できるようになりましょう。

テイスティングの流れ

  1. ラベルを確認:注文したワインが合っているか確認します
  2. 外観のチェック:注いでもらったワインの色合いをチェック
  3. 香りのチェック:グラスを軽く回して、香りを確認します
  4. 味わいのチェック:味わいに問題がないか、一口飲みます

これは品質確認のために行うので、味わいが気に入らないからといって注文をキャンセルするのはマナー違反なので注意してください。

まとめ

今回はレストランでのワインの基本ルールとマナーについて解説しました。

ルールやマナーと聞くとちょっと小難しく感じてしまいそうですが、覚えることでレストランでのワインの楽しみが広がります。

ポイントを押さえて、スマートな大人を目指しましょう!

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