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シーン別おすすめワイン

父の日におすすめ!ワインの選び方ガイド

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こんにちは、ワインソムリエのさくらです。

6月15日は父の日ですね。お酒好きなお父さんにワインをプレゼントしたいけど「どんなワインを選べばいいか分からない」と悩んだ経験はありませんか?

今回はワイン歴5年以上のわたしが、父の日にピッタリのワインをおすすめします!

こんな方に読んでほしい
  • どんなワインを選べばいいか分からない
  • そもそもお父さんがどんなワインが好きか知らない(泣)

ワインの知識がなくても安心!お父さんに気に入ってもらえる、最高の1本を選びましょう。

まずはワインの基本を押さえる

ワインを選ぶ前に、基本的な知識だけ確認しておきましょう。

ワインのタイプ

ワインのタイプは2種類で、泡のないスティルワインと泡のあるスパークリングワインに大別されます。

・スティルワイン:赤ワインや白ワインのほか、ロゼワインなどが含まれる。

・スパークリングワイン:炭酸の入った発泡性ワイン。フランスのシャンパーニュなどが有名。

ワインの味わいの違い

前述したようにワインは大きく2つのタイプに分かれ、また赤ワインと白ワインで味わいの特徴が異なります。

それぞれの特徴を簡単に押さえておきましょう。

ワインの種類味わいの特徴
赤ワイン(ライトボディ)なめらか、フルーティー
赤ワイン(フルボディ)渋みしっかり、力強い
白ワイン(ライトボディ)すっきり、爽やか
白ワイン(フルボディ)果実味豊か、まろやか

産地による違い

ワインと言えばフランスのイメージが強いですよね。でも実はフランス以外にも、イタリアやスペインのヨーロッパのほか、アメリカ、チリ、オーストラリアなど、世界各国でワインが造られています。

ここでもざっくりとした産地の特徴を見ていきましょう。

産地特徴
フランスワインの伝統国。ボルドーやブルゴーニュが有名。
イタリアフランスに並ぶワイン大国。食事に合うワインが多い。
スペインスペイン独自のブドウ品種が多い。スパークリングのカヴァが人気。
アメリカフランスに引けをとらないクオリティ産地。多種多様なスタイルのワインが存在。
チリコスパ良く美味しいワインが多い。
オーストラリア急成長中のニューワールド。シラーズで造られる赤ワインが代表銘柄。

ワインを選ぶときのポイント

ワインを選ぶときに特に注目してほしいポイントが3つあります。

  1. ブドウ品種
  2. 産地
  3. 価格

それぞれ順番に見ていきましょう。

ブドウ品種

まず注目してほしいのがブドウ品種です。ワインはブドウから造られますが、ブドウの品種によって味わいが大きく変わります。

ブドウ品種も種類がたくさんあるので、いくつか有名なものだけ押さえておきましょう。

ブドウ品種タイプ特徴
カベルネ・ソーヴィニヨン赤ワイン渋みがしっかり、力強い味わい
ピノ・ノワール赤ワイン華やかで上品な味わい
シラー赤ワインスパイシーな香りで、濃厚な味わい
シャルドネ白ワイン果実味豊か、産地によって個性が違う
ソーヴィニヨン・ブラン白ワイン爽やかな酸味と、スッキリとした味わい
リースリング白ワイン優しいアロマで、フルーティーな味わい

産地

産地の違いも重要です。例えばフランスとチリでは気候や畑の環境も違うため、同じカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培してもワインにすると味わいが全然変わってきます。

ワインの産地は、歴史の長いフランスやイタリアなどの旧世界(オールドワールド)と、アメリカやオーストラリアなど伝統国に比べると歴史の浅い新世界(ニューワールド)の大きく2つに分けられます。

代表的な産地特徴
旧世界(オールドワールド)フランス、イタリア、スペインなどのヨーロッパ 伝統製法で造られ、複雑な味わいのものが多い。
新世界(ニューワールド)アメリカ、チリ、オーストラリア、ニュージーランドなど 伝統国に倣ったタイプや新しいスタイルなど様々。シンプルで分かりやすい味わいのものが多い。

価格

最後に注目したいのが価格です。価格=ワインの味わい ではないですが、全体的には価格が上がれば美味しいワインに出会う確率は高まります。

とは言っても上を見ていくとキリがないので、ある程度の目安は持っておきましょう。

▼ワイン価格の目安

価格用途
1,000〜2,000円家飲み。デイリーワイン。
2,000〜3,000円週末の贅沢な食卓に。
3,000〜5,000円美味しいワインも多い。ワイン会やホームパーティーに持参したい。
5,000〜10,000円プレゼントや記念日に。
10,000円〜ワイン通の方向け。

味わいの好みが分からないとき

ワインの基本的な知識は分かったけど、「お父さんの好みが分からない」「普段どんなワインを飲んでいるか知らない」という場合もありますよね。

味わいの好みが分からなくてもワインを選べる方法をお伝えしていきます。

お酒が大好きなお父さんに

普段からお酒が好きで、ビールのほか、日本酒や焼酎も好んで飲まれるような方は、アルコール度数のしっかりしたフルボディタイプのワインがおすすめです。

ワインのアルコール度数は平均12〜13%で、13%を超えると飲みごたえのあるしっかりとした味わいになります。

迷った場合は、樽熟成されたシャルドネの白ワインや、ボルドー産の赤ワインが良いかもしれません。

▼おすすめワイン

  • カリフォルニア産のシャルドネ白ワイン
  • ボルドー産の赤ワイン
  • スペイン産の熟成赤ワイン

普段からお酒を飲むお父さんに

日頃からお酒は飲んでいるけど、あまりワインを飲んでいるイメージはない。そんな方には、ミディアムボディのワインがおすすめ。

アルコール度数も高過ぎず低過ぎず、香りや味わいにクセのないタイプを選びましょう。

白ワインだとシャルドネが万人受けしやすく、赤ワインの場合はバランスの良いタイプがおすすめです。

▼おすすめワイン

  • シャルドネ100%の白ワイン
  • バランスの良い赤ワイン(イタリアのキャンティなど)

お酒があまり強くないお父さんに

お酒は飲むけどアルコールがあまり強くなく、普段はチューハイを飲むことが多いお父さん。そんな方には、香りが華やかでフルーティーなワインがおすすめ!

飲み口が軽やかで、後味がさっぱりしたタイプを選ぶといいでしょう。

フルーツや花の香りが豊かな軽い白ワインや、渋みの少ない赤ワインがおすすめです。

▼おすすめワイン

  • 華やかなアロマで、フルーティーな白ワイン(ソーヴィニヨン・ブラン、リースリングなど)
  • 渋みの少ない飲みやすい赤ワイン(ピノ・ノワール、ガメイなど)

ソムリエおすすめワイン2選

ここまでの内容を参考に、赤ワインと白ワインから1本ずつおすすめの銘柄をご紹介します。

ぜひ参考にしてみて下さいね。

赤ワイン

キャンティ・クラシコ(イタリア産)

こちらはイタリアのトスカーナ州で有名な赤ワインです。サンジョヴェーゼというイタリアで盛んなブドウ品種を主体に造られるバランスの良いタイプ。

ブルーベリーやブラックベリーなどの黒系果実の香りや、黒胡椒などのスパイスの印象があります。果実味が豊かで滑らかな質のタンニン(渋み)。飲みごたえがあり、お食事と好相性です。

白ワイン

シャブリ(フランス産)

シャブリは辛口白ワインの代表銘柄として有名で、キリッとした酸味とさっぱりとした味わいが特徴です。しっかり冷やすことでスッキリとした印象になり、これからの暑くなる季節におすすめです。

レモンやグレープフルーツの柑橘系果実のアロマに、火打石のような香りも感じられ、フレッシュな果実味とシャープな酸味が心地よいワインです。

まとめ

ワインって日頃から飲む機会がなく、ほかのお酒に比べて何だか特別な感じがしますよね。

今年の父の日は特別なワインを贈って、普段は中々言えない感謝の気持ちを伝えてくださいね。

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