こんにちは!ワインソムリエのさくらです。
わたしは2020年にソムリエ資格を独学で取得しました!
本記事ではわたしの経験を元に、独学でも受かる!ワインソムリエ資格の勉強方法について解説しています。
2025年のソムリエ試験を受験するか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
- ソムリエ試験に独学で合格できるか不安…
- ソムリエ試験の勉強方法がわからない
また本記事を読む前に、ワインソムリエ資格の全体像や試験内容などについて知りたい方は以下の記事をご覧ください。
2025年試験情報
まず始めに、今年の試験日程を確認しましょう。
試験は例年通り、ソムリエは一次試験〜三次試験まで、ワインエキスパートは一次試験〜二次試験まで行われます。
▼2025年度呼称資格認定試験
資格名 | 第一次試験 | 第二次試験 | 第三次試験 |
---|---|---|---|
ソムリエ | 2025年7月25日(火)〜8月26日(火)*CBT方式 | 2025年10月6日(月) | 2025年11月17日(月) |
ワインエキスパート | ー |
試験の申し込み期間は2025年3月3日(月)〜7月10日(木)までとなっています。
*呼称資格認定試験 Web出願(一般社団法人日本ソムリエ協会)
まずは学習スケジュールを立てる

試験の申し込みが完了したら、勉強を始める前に学習スケジュールを立てましょう。
学習スケジュールを立てることで、効率よく勉強を進めることができ、途中で学習の進捗具合が把握できます!
またワインの基礎知識には個人差があると思うので、自分に合ったスケジュールで組むようにしましょう。
▼学習スケジュールの例
学習スケジュール | 学習内容 |
---|---|
3月 | ワイン概論 |
4月 | フランス |
5月 | フランス以外のヨーロッパ |
6月 | ニューワールド、日本 |
7月 | 産地以外に関する章、残りの国 |
8月 | 問題集、一次試験(CBT) |
9月 | テイスティングの練習 |
10月 | 二次試験(テイスティング)、サービス実技の練習 |
11月 | 三次試験(サービス実技) |
学習スケジュールを立てるポイント
ワインソムリエ資格の勉強方法

それでは試験の勉強方法について、一次試験〜三次試験までお伝えしていきます。
一次試験(CBT):教本と問題集を繰り返す
一次試験はCBT方式で行われる約120問の選択問題です。問題は日本ソムリエ協会が発行しているソムリエ教本から出題されるため、ソムリエ教本をベースに学習を進めましょう。
ソムリエ教本で知識をインプットしたら、次に学習した箇所の問題を解いてアウトプットを行います。問題集も同時に取り組むことで、ソムリエ教本のどの部分が重要なのか見えてきます。
また参考書などは重要なポイントが分かりやすくまとめられているのでおすすめです。
▼おすすめ参考書
▼おすすめ問題集
二次試験(テイスティング):品種や産地ごとに特徴をまとめる
二次試験はテイスティングです。例年ソムリエはワイン3種+その他アルコール2種、ワインエキスパートはワイン4種+その他アルコール1種が出題されます。
2024年度 二次試験テイスティング銘柄
▼ソムリエ
番号 | 主なぶどう品種 | 生産地 | 収穫年 |
---|---|---|---|
1 | リースリング | ドイツ | 2021年 |
2 | ソーヴィニヨン・ブラン | フランス | 2020年 |
3 | シラー/シラーズ | オーストラリア | 2021年 |
4 | 泡盛 | ||
5 | トウニーポート |
▼ワインエキスパート
番号 | 主なぶどう品種 | 生産地 | 収穫年 |
---|---|---|---|
1 | ミュスカデ | フランス | 2021年 |
2 | シャルドネ | 日本 | 2023年 |
3 | カベルネ・ソーヴィニヨン | アメリカ | 2021年 |
4 | サンジョヴェーゼ | イタリア | 2020年 |
5 | バーボンウイスキー |
またテイスティング試験ではブドウ品種や産地のほか、ワインの外観や香り、味わいなどについて回答を求められます。
これらに対応するために、最低でも主要なブドウ品種の特徴は押さえておきましょう。事前に品種や産地によってチェックする項目を覚えておくと効果的です。

ワイン以外のお酒についても特徴をまとめて点数が取れるように対策しておきましょう。
▼自宅でのテイスティング練習におすすめ
三次試験(サービス実技)
三次試験のサービス実技対策については練習あるのみです!ワインのサービスの一連の流れをいかにスムーズに行えるかが重要です。身体が覚えるまで何回も繰り返し練習しましょう。
ワインのサービスに関する参考動画は、日本ソムリエ協会の教材動画が一番おすすめです。有料ですが正しいサービスの実技が学べます!
*ワインのサービス実技(DVD) 購入ページ(一般社団法人日本ソムリエ協会)

YouTubeでも分かりやすく解説されている方もいるので、そちらを参考にするのも良いですね。
独学とスクールどっちを選べばいい?

ここまで独学での勉強方法についてお伝えしましたが、中にはスクール利用を考えている方もいると思います。
以下に、独学に向いている方とスクール利用に向いている方の特徴をまとめたので参考にしてみてください。
独学に向いているタイプ
これらの特徴に当てはまる方は、独学でも十分に資格取得を目指せます。また最近はオンラインサイトのソムリエ試験対策も多数存在しているので、スクールほどお金をかけたくない方にはおすすめです。
スクール利用に向いているタイプ
スクールを利用するメリットとして、ワイン専門の講師から学ぶことができたり、一緒に試験合格を目指す仲間ができるなどが挙げられます。ただ資格を取りたいだけでなく、ワイン友だちが欲しい方には良いかもしれません。
まとめ
結論、ワインソムリエ資格は独学でも取得可能です!
しかし、ソムリエ試験は年々難易度が上がりつつあり、ワイン初心者の方にはかなりハードルが高い資格試験になってきています。
受験される方によって、生活環境や資格勉強に当てられる時間も様々だと思うので、自分に合った勉強方法を見つけることが重要です。
ワインソムリエの資格に興味のある方は、ぜひ今回の勉強方法を参考に挑戦してみてくださいね。
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