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資格

ワインソムリエ資格について解説!

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こんにちは!ワインソムリエのさくらです。

今回のテーマは「ワインソムリエ資格」です。

「ワインソムリエに興味がある」

「ワインソムリエを受験したいけど、試験内容を詳しく知らない」

このようなお悩みをお持ちの方へ役に立つ内容となっています!

今回の記事でわかること
  • ワインソムリエ資格の全体像
  • ワインソムリエ資格の試験内容
  • ワインソムリエ資格取得のメリット

ワインソムリエ資格を取得することで、ワインの知識が身につき、皆さまのワインライフが今より楽しくなりますよ!

気になった方はぜひ最後までご覧ください。

ワインソムリエとは

ワインソムリエは、ワインに関する知識やサービススキルを持つプロフェッショナルで、主にレストランやバーでワインの提供や管理を行います。

日本においては、日本ソムリエ協会のソムリエ資格を保有している人を指すことが多いです。

ソムリエ資格については次の章より解説します。

ワインソムリエの試験について

それでは、ソムリエ資格の試験内容を見ていきましょう。

本記事では一般的に広く知られている、日本ソムリエ協会のソムリエ資格について解説します。

ワイン資格の種類

日本ソムリエ協会が実施するワイン資格は、受験資格によって取得できる資格名が異なります。「ソムリエ」で受験をするにはワインに関する職務の経験が3年以上必要となるため、もし受験資格に満たない方は「ワインエキスパート」を検討してみましょう。

資格名受験資格
ワインエキスパート・20歳以上の方 *職種、経験は不問
ソムリエ・ソムリエの職務を3年以上経験されている方
ワインエキスパート・エクセレンス・ワインエキスパート資格認定後5年目以降の方・30歳以上の方
ソムリエ・エクセレンス・ソムリエ資格認定後3年目以降の方・ソムリエの職務を10年以上経験されている方
ワイン資格の種類(一般社団法人日本ソムリエ協会)

*詳しくは一般社団法人日本ソムリエ協会の公式HPをご確認ください

試験の難易度

次に、気になる試験の難易度について見ていきましょう。ソムリエ試験の難易度は年々高まっており、ある程度の勉強時間をかけないと合格は非常に厳しくなってきています。

資格名受験者合格者合格率
ワインエキスパート3,381名1,399名41.4%
ソムリエ3,104名905名29.2%
ワインエキスパート・エクセレンス114名18名15.8%
ソムリエ・エクセレンス171名13名7.6%
2024年度 試験実績(一般社団法人日本ソムリエ協会)

*参照:資格保有者一覧表(一般社団法人日本ソムリエ協会)

試験の内容

続いて、ソムリエ資格の試験内容について見ていきましょう。

ソムリエ試験は一次から三次まで、全部で3つの構成で行われます。

  • 一次試験(7〜8月):筆記試験(CBT)
  • 二次試験(10月):テイスティング、論述
  • 三次試験(11月):サービス実技

順番に確認していきます。

一次試験(7〜8月):筆記試験(CBT)

一次試験はCBT方式で行われる筆記テストです。約120問の4択形式で、日本ソムリエ協会が発行しているソムリエ教本から問題が出題されます。

さくら
さくら

ソムリエ教本は900ページ近くあり、試験の出題範囲が非常に広いです。しっかりと計画立てて試験対策を行いましょう!

二次試験(10月):テイスティング、論述

二次試験はテイスティングです。銘柄を伏せた状態で、ワインを3種類、その他アルコール2種類(日本酒や焼酎など)をテイスティングします。

テイスティングでは、ワインのブドウ品種や生産地のほか、ワインの外観、香り、味わいについて回答していきます。

さくら
さくら

ブドウ品種や産地ごとに飲み比べをして、それぞれの特徴を掴みましょう!

また同日に論述試験の実施がありますが、こちらは三次試験の加点対象となります。

論述試験は毎年テーマが変わり、主にワインの説明やぺアリング提案などが問われます。およそ3問出題され、一次試験を突破された方なら対応できる難易度です。

三次試験(11月):サービス実技

三次試験はサービス実技となります。実技試験の内容は、レストランでのワインサービスです。お客様役の方からワインの注文を受け、ワインの抜栓、(*)デキャンタージュ、提供までを制限時間内に行うテストです。

(*)デキャンタージュ…ワインをデキャンタと呼ばれるガラス容器に移し替える作業のこと。

さくら
さくら

要点を確認して、スムーズに作業ができるまで何回も練習して対策しましょう!

資格を取得する3つのメリット

それでは、ソムリエ資格を実際に取得した後の具体的なメリットについて確認してみましょう。

ワインの知識が身につく

まずはワインの知識が身につくことです。資格勉強を通して、ワインの醸造方法からワインが造られる産地など、幅広く学ぶ必要があるため自然と知識が身につきます。

仕事でも役に立つ

ワインに関わるお仕事をされている方なら、資格勉強で得た知識をお客様へ説明することで適切なアドバイスをすることができます。また、ソムリエ資格に合格した証「ソムリエバッジ」を付けることで、お客様からの信頼度も上がります。

転職でも有利になる

ソムリエ資格はワインについて詳しい知識を持っている証明になるので、ワイン業界への転職で有利に働くことが多いです。また企業によっては資格手当も支給している場合があるので、収入アップも見込めます。

まとめ

今回は、ソムリエ資格の試験内容と主なメリットについて解説しました。

ソムリエ資格はプロフェッショナル向けの資格にはなりますが、資格取得することでワインに関する幅広い知識を身につけることができます。

資格取得後は仕事や転職に限らず、ご自身にも大きく影響を与え、皆さまのワインライフがより豊かになります。

もし今回の記事でソムリエ資格について興味を持たれたなら、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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